SDGs~私たちが取り組む国際目標~
2020/08/21
SDGsとは
SDGs-持続可能な開発目標-という言葉をご存じでしょうか。
2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
弊社の取り組み
日本では当たり前のように受けられる教育でも、発展途上国では識字率が80%を切る国や地域が多いのが現状です。
17の目標は、食べ物や水、ジェンダーギャップに関するものなど、重要な項目ばかりです。
「教育」は一見、生きることに関わりはあっても、衣食住に比べると差し迫ったものではないように思えます。
しかし、教育を受けられなければ、収入を得ることもできませんし、人とのコミュニケーションもうまくとることができません。
そして、教育を受けることができなかった親の子どもは、同じように教育を受けられないことが多く、貧困の悪循環が続いてしまいます。
子どもたちは「未来」そのものです。
私たちは、子どもたちが質の高い教育を受けられることが、「当たり前」になることを願うと同時に、そんな未来をつくることはSDGsのすべての目標達成に力強く近づくと信じています。
もし、低所得国のすべての学生たちが基礎的な読解力を身につけて学校を卒業できれば、1億7,100人が貧困から抜け出すことができるでしょう。
もし、低所得国のすべての母親が中等教育を受けていれば、1,200万人の子どもたちが発育阻害から救い出せます。
もし、すべての女性が中等教育を受けていれば、子どもの死亡は49%減少します。
もし、すべての女性が初等教育を終了していれば、出産に置ける死亡は66%減少します。
もし、すべての女児が中等教育を受けていれば、児童婚の64%が減少し、早すぎる妊娠の59%が減少します。
弊社はカンボジアに中学校の設立や小学校の支援活動を行っている団体に寄付し応援しております。
最後に
2019年時点での日本のSDGsの認知度は約14%ほどで、世界でも最低レベルとなっています。
どの目標にも達成のためにはいくつもの問題があり、クリアすることは容易ではありません。一企業、一政府によって達成できるものではないからこそ、まず一人ひとりがSDGsについて知ることが大切です。
目標を掲げ、地道であっても、できることから取り組むと同時に、情報を発信していくことも重要だと考えています。