今更聞けない!金属アレルギーって?
2016/08/15
金属のジュエリーやアクセサリーが、今では当たり前になってきていますが、アクセサリーショップでよく見られる“金属アレルギー”の方用のアクセサリー。
金属アレルギー、よく聞くけど詳しくは知らない…という方も多いのではないでしょうか。
今回は金属アレルギーについてご紹介して参ります。
金属アレルギーとは
金属アレルギー、病名では『接触皮膚炎』といいます。
金属アレルギーが起きるまで
金属アレルギーは多くの人が金属だけによるものと思いがちですが、人間の体内のタンパク質と結合して起こるものなのです。
ですが実際にアレルギー症状が現れる期間は、人によって様々です。
数日でアレルギー反応がある人もいれば、数年経って反応する人もいるのです。
アレルゲンの原因となる金属とは?
先ほども出てきました『アレルゲン』
実はどの金属もアレルゲンになる可能性があります。
金属というものは身近にあるので、触れないでいるというのは少々無理があります。
人によって様々なので、『自分は何の金属にアレルギー反応を起こすのか』というのを知るためには皮膚科で受診できる、パッチテストがおすすめです。
アレルギーを起こしやすい金属
一般的に『金属アレルギーを引き起こしやすい』と言われている金属があります。
水銀、ニッケル、コバルト、スズ、パラジウムなど。
言い換えると『溶け出しやすい』ということでもあります。
身近なものですと、メガネやヘアピン、硬貨(ニッケル)、入れ歯(コバルト)などが例にあげられます。
アレルギーを起こしにくい金属
逆に『金属アレルギーになりにくい』、つまり『溶け出しにくい』と言われている金属は、チタン、銀、プラチナ、金、亜鉛など。
チタンピアスが金属アレルギーの方用でよく販売されているのはこのためです。
金属アレルギーにならないためには
「アレルギーでも、可愛いジュエリーをつけたい!」
金属アレルギーを防ぐには、
1. アレルギーの起きやすい金属が含まれているものは避ける。
2. 汗をかきやすい夏場などは金属製品は外しておく。
3. ピアスはホールが完成してから着用する。
あとは、途中でも紹介いたしました、皮膚科でパッチテストを受けることです。
ジュエリーを身につけることが多い女性の皆さんは、なるべく早く、アレルギー症状を起こす前にご対応されることをおすすめいたします。
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