人魚の涙と呼ばれる、真珠(パール)で作られるジュエリー
2016/09/07
真珠(パール)
大人の女性になると、ひとつは持っておくべきだと言われる真珠のネックレス。
真珠、あるいはパールは色味はもちろん丸いフォルムが美しい宝石ですよね。
今回は知っていそうで知らない、真珠の魅力に迫ります。
真珠(パール)とは
ファッションにもトレンドがあるように、ジュエリーにもトレンドがあります。
ですがこの真珠(パール)は、流行り廃りがなくいつだって身につけていられるものです。
人々を魅了して止まない真珠がどこからくるのかというと、貝の中、つまりは海または淡水からなのです。
生き物である貝の体内で生成されるため、生体鉱物(バイオミネラル)と呼ばれます。
貝殻の成分を作る外套膜と呼ばれるものが、貝の体内へ入り込むことによって天然の真珠が生まれます。このことから、真珠の成分は貝殻と等しいとされています。
真珠(パール)はいつから人々の手に?
真珠の歴史というものは深く、日本は特に古から真珠と関係があり、古事記や万葉集にはすでに真珠の記述が見られるそうです。
古くから人々の心を掴んできた真珠、別名『月のしずく』・『人魚の涙』とも呼ばれています。
何ともロマンチックな呼び方ですよね。
水の中で生まれ、まるで零れ落ちてきたかのようなその見た目は、いくつか種類があります。
真珠(パール)の種類
あこや本真珠(和珠)
アコヤガイ、という貝の名前を聞いたことがありますでしょうか。
このアコヤガイが生成するのが、皆様がよく目にする真珠、あこや本真珠(和珠)といいます。
アコヤガイ自体があまり大きくはないため、真珠のサイズも約2mm~約10mmとやや小ぶりです。
色味の種類も多く、ホワイトピンク系、ホワイトグリーン系からクリーム系、更にはゴールド系といった色味があります。
花珠(はなだま)
花珠とは真珠における「巻き・照り・キズ・形・色」などの状態、全てにおいて最高品質のものを言います。
花珠は大変希少で、めったに採ることが出来ないと言われています。
もしショップなどで出会えたあなたはとってもラッキーな人といえるでしょう。
黒真珠(くろしんじゅ)
こちらもよく耳にするのではないでしょうか。
白い真珠と並び、人気なのがこの黒真珠です。
黒蝶貝(くろちょうがい)という貝から生まれる真珠で、その色味は黒系、グリーン系、グレー系、など様々です。
天然の黒とも緑とも言える、何とも不思議な色が人気の理由なのだとか。
真珠(パール)の石言葉
6月の誕生石でもある真珠ですが、その石言葉は『健康・無垢・長寿・富・純潔・円満・完成』などの意味が込められています。
真珠は実に不思議なもので、身に付けることで人と人を引き寄せ合い、絆を結ぶとされています。
例はパールのネックレス。切れ目がないことから家族や友人、恋人との縁を結ぶと言われてきました。
この縁結びのような効果の他に、真珠は『人魚の涙』と呼ばれることもあり、涙の象徴ともされています。
涙は悲しみの他に敬意を示すことでもあります。
お葬式などでパールのネックレスやピアスをつけることは故人や遺族への敬意の表れにもなるのです。
また真珠には、強い守護力もあり、古くから船乗りや漁師が無事に海から帰れるようにと、お守りとして使われてきたそうです。
邪気を払い、持ち主を守ると言われているのでパワーストーンとしてもおすすめの宝石です。
真珠(パール)のことを深く知らなかった方も、そうでない方も今一度 母なる海が生んだ美しい産物に注目して頂けたら幸いです。
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ぜひこの機会に身につけてみてはいかがでしょうか。
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