酵素の作り方
2015/11/30
皆様は、酵素製品の作り方はご存知でしょうか?
酵素サプリ、酵素ドリンク、酵素ペースト…
様々な酵素製品がありますが、
これらの元となる植物発酵エキスの作り方を、
今回はご紹介させていただきます。
※今回ご紹介させていただく製造方法は
あくまで製造方法の1つになります。
全ての酵素製品が同じ作り方をしているわけではございませんのでご注意ください。
1.原材料の下処理
メーカーによっても様々ですが、
数十種類から数百種類の野菜、果物、海草類等を洗浄します。
土や汚れを落とします。
2.仕込み
原材料である野菜、果物、海藻類等を樽の中にいれます。
野菜・果物→黒糖と仕込み始め、最後に酵母菌を入れて完了となります。
3.発酵
野菜や果物から染み出た水分と、
そこに溶け込んだ糖分に酵母が作用し、
発酵が起こります。
この期間が製造場所によって異なりますが、
私が問い合わせた製造元では約1年、発酵に時間をかけるそうです。
4.熟成
十分に発酵した植物醗酵エキスの旨みを引き出す工程になります。
こちらも約1年ほどの時間をかけじっくりと行います。
5.液体と残渣(ザンサ)の分離
ここでは原材料から出た水分と原材料そのものを分離させます。
液体はその後ドリンク等として利用されます。
この状態で100%原液の状態ですが、
殆どの企業ではこの液体に飲みやすくするために、
リンゴエキスやシロップ等で原液を薄めて販売されています。
もちろん販売されている酵素ドリンクの中には非常に高濃度配合なものもありますので、
気になる方はご購入前に一度ご確認ください。
また原材料そのもの残渣(ザンサ)は磨り潰し、ペースト状にすればよくドラックストアなどで見かけるペーストの酵素となります。
残渣をソフトカプセルに入れればサプリメントとしても利用できます。
以上の方法で酵素製品は製造されているのです。
製造メーカーによっては、発酵や熟成の期間が3ヶ月~24ヶ月間も違う場合がございます。
もしもご利用の製品がどのくらいの期間をかけて発酵・熟成されているのか、
ご興味がある方は販売元にご確認ください。