ネックレスや指輪をプレゼントする前に知っておきたいジュエリーの刻印

      2016/08/26


「夏のボーナスで、いつもより少し特別なジュエリーが欲しい…。」

「特別なプレゼントを大切な人に贈りたい…。」

ジュエリーは高価なものだからこそ、一生長く愛せる気に入ったものが欲しいですよね。

「K24」、「K18」…ネックレスの刻印の意味は?

 

日本人に肌なじみの良いピンクゴールドや、これからの季節リゾートに映えるイエローゴールドが今雑誌やメディアで大注目されています。

ところでネックレスやリングをよく見てみると、小さく打ち込まれている数字やアルファベットの文字にお気づきでしょうか。

 

「K24」、「K18」…ネックレスの刻印の意味は?

 

これがどんな意味をもっているのか、なんのために書かれているのかご存知ですか?

 

ジュエリーを持つならば絶対に知っておきたい、刻印の意味をご紹介いたします。

「K24」 と「K18」はどう違うのか…。この違いを知っておくと、ジュエリーショップやファッション雑誌でのジュエリー選びが少し変わりますので、是非覚えておいてくださいね。

 

リングやネックレスの刻印に意味はあるの?

 

「K24」、「K18」…ネックレスの刻印の意味は?

ほとんどのジュエリーには、素材やカラット数などそのジュエリーの情報が数字とアルファベットで打ち込まれています。

「K24」「K18」のようにはじめについている「K」は、カラット(karat)という金製品に金が含まれる純度を表すための頭文字。

金の純度は24分率で表記され、K24が純度99.99以上の最高数値となっています。

 

 刻印  金の純度 「K24」、「K18」…ネックレスの刻印の意味は?
 K24  99.9%以上
 K18  75%
 K14  58.5%
 K12  50%
 K10  41.66%
 K9  37.5%

金はその純度が高いほど、質も高くなります。

ですが金は大変柔らかくてキズがつきやすいという特徴があり加工に不向きです。そのために他の金属を混ぜて強度を増してから加工をするのが一般的です。

「K14」「K10」など、Kのあとの数字が低くなればなるほど、金の割合はどんどん下がっていきます。

混ぜる金属によりジュエリーの色が白やピンクに変わり耐久性も増すため、幅広いシーンで使えるジュエリーとして愛用されています。

またK18、K24金の純度の高いもののほうが変色しにくくアレルギーが起きにくいと言われています。質の高いジュエリーをプレゼントして喜んでもらいたいのであればK18以上のものをプレゼントされることをオススメしています

 

シルバーとの違いは?

「K24」、「K18」…ネックレスの刻印の意味は?

シルバーも金と同様、純度によって刻印の種類がわけられています。

表記の方法は「SV1000」や「SV950」と、金とは違い1000分率。

この「SV」はシルバーを意味しています。

刻印はジュエリーにかならず表示しなければならないというわけではないために、ものによっては「SV1000」ではなく数字を略した「SILVER」とだけ刻印されている場合もあります。

 刻印  銀の純度 「K24」、「K18」…ネックレスの刻印の意味は?
 SV1000  99.8%以上
 SV950  95%
 SV920  92%
 SV900  90%

金と同様に純度が高い銀ほど質は高くなりますが、その分柔らかくキズがつきやすいデリケートなものになっていきます。

また純度が高い銀ほどアレルギーを起こしにくいのは事実で、
銀の硬度を上げるために混ぜられたニッケルなど他の金属に反応してアレルギーが起きるそうです。

金属アレルギーの心配がある方は純度が高いSV1000が良いとされていますが傷つきやすく黒ずみも起こりやすいため、一般的には実用性や価格、手入れのしやすさといった面からSV925のものが多く選ばれています。

 

【番外編】外国製の表記は?

ヨーロッパ製のジュエリーの場合、どの金属であっても銀と同じように1000分率で表記されていることが多いです。

お手持ちのジュエリーの刻印も一度、どのような刻印がされているかどうか見てみてくださいね!

 

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